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名村情報システム、伊万里市初のデータセンター事業を開始

2012年5月17日
名村情報システム株式会社
日本アイ・ビー・エム株式会社

佐賀県伊万里市を拠点としたIT企業の名村情報システム株式会社(本社:佐賀県伊万里市、代表取締役:布田敬三、以下 名村情報システム)は、日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都中央区、社長:マーティン・イェッター、NYSE:IBM、以下 日本IBM)の協力のもと、2010年09月にデータセンター「NET LINK 伊万里」の企画・要件策定を開始し、清水建設株式会社(本社:東京都港区、社長:宮本洋一)に2011年02月より設計依頼、2011年09月より施工開始し2012年5月18日に開所します。「NET LINK 伊万里」は、伊万里市で初めてのデータセンターとなります。

名村情報システムは、従来、システム開発や保守・運用を中心としたサービスを提供していましたが、事業継続や災害対策への関心の高まりとともに、消費電力削減を目指した環境に配慮したIT環境への要求が高まる中、ビジネス成長に向けた戦略として、データセンター事業への参入を開始することにしました。

「NET LINK 伊万里」は、高信頼性、高セキュリティー、省エネルギーを特徴とするデータセンターです。伊万里は地震の発生確率が低い地域であり立地場所は海抜約30メートルの洪水のリスクが少ない所です。また、建物構造はサーバールーム1000Kg/㎡耐荷重設計で床免震を採用し、全給電系統において24時間365日無停止を実現するため、電力会社からの2系統受電(異変電所より受電)など冗長化構成を基本に、災害時にもシステムを継続稼働させるため高信頼性の電源供給設備を構築しています。サーバーの電力消費量やサーバーラック温湿度の見える化を実現し、システム運用最適化を支援します。これらは、IBMがグローバルで展開しているデータセンターの施設評価基準を満たしており、お客様が安心して利用できるデータセンターを構築しました。

「NET LINK 伊万里」では、これらのデータセンターファシリティの特徴を生かしながら、長年培ってきたシステム開発・保守・運用のスキルを基盤として、ホスティングサービス、ハウジングサービス、クラウドコンピューティングサービス、データバックアップサービスなどを提供します。

今回、日本IBMは、要件定義の策定から、企画・運用に関するコンサルティング・サービスの提供まで全フェーズを通じたプロジェクトマネジメント支援を行いました。また、構築においては、IT機器に関連する設備工事や、電力消費量と温湿度の見える化を支援しました。日本IBMは、データセンターの施設構築において20年間以上にわたる豊富な実績を持ち、ファシリティの戦略立案を策定するコンサルティングから施設計画、一級建築士事務所としての設計、施工まで、データセンター構築におけるすべてのフェーズのサービスを提供しています。機器の安定稼働や効率的な空調のための最適配置や風量調節、データセンターの拡張性を考慮した標準化・モジュール化のコンセプト適用といったノウハウを活用し、信頼性が高くエネルギー効率の高いデータセンター構築を支援します。

以上
  • 報道関係者お問合せ先
  • 名村情報システム株式会社 データセンター事業本部 香田
    電話:092-751-8310、090-8415-9720
    E-mail:
  • 日本アイ・ビー・エム株式会社 広報 下岡
    電話:03-3808-4768、E-mail:

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